カレーは、大人から子供まで大好きな人が多い、日本を代表する国民食の一つです
またカレーは、ただ美味しいだけでなく、私たちの健康をサポートしてくれる素晴らしい食品であり、定番のカレーライスから、カレーうどん、カレーパンなどアレンジしたレシピも人気です。
今回は、カレーの栄養と健康の関係や、基礎知識、カレーを使った簡単レシピをご紹介します。
スパイスの効いたカレーを楽しみながら、健康的な食事を目指しましょう!
カレーの栄養と健康との関係は?
カレーは、日本人の国民食として愛されるだけでなく、実は栄養満点で健康にも良い側面がたくさんあります。
(カレーに含まれる栄養素とその効果は?)
・ターメリック(ウコン)
・・・主成分であるクルクミンは、抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病予防に役たちます。
また、抗炎症作用もあり、関節痛やアレルギー症状の改善にも効果が期待できます。
・クミン
・・・消化を助け、胃腸の働きを活性化します。食欲増進効果もあります。
・カルダモン
・・・胃酸の分泌の抑制や、胃の粘膜を整える効果が期待されています。
・唐辛子
・・・カプサイシンという成分が脂肪燃焼を促進し、代謝を高める効果があります。
・野菜
・・・人参や玉ねぎ、ジャガイモ、トマトなど、ビタミンC、ビタミンA、カリウム、食物繊維などが豊富で、免疫力向上や腸内環境の改善に役立ちます。
・肉類
・・・カレーに使用されているのは、一般的に豚肉・牛肉・鶏肉です。
カレールーにはたんぱく質がほとんど含まれていませんが、具材の中で肉類を入れることでタンパク質を摂取することができます。
(野菜をたっぷり使った健康的なカレーレシピとは?)
カレーは、様々な種類の野菜をたっぷり入れることができるため、栄養バランスの優れた一品です。
以下に、健康的なカレーレシピのポイントをいくつかご紹介します。
・ベースとなる野菜
・・・玉ねぎ、にんじん、ジャガイモは定番の野菜ですが、他にもカボチャ、ナス、パプリカ、ブロッコリーなど、お好みの野菜をたっぷり加えてみましょう。
βカロテンやビタミンCが豊富です。
・きのこ類
・・・しいたけ、えのき、しめじなど、きのこ類もおすすめです。
食物繊維が豊富で、低カロリーなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
・豆類
・・・ひよこ豆、レンズ豆、キドニービーンズなど、豆類も加えると、たんぱく質や食物繊維がさらにアップします。
・ハーブ
・・・バジル、パセリ、コリアンダーなど、ハーブを添えると、風味が増し、見た目も鮮やかになります。
(カレーとダイエットの関係は?)
カレーは、高カロリーなイメージがありますが、実はダイエット中でも積極的に取り入れることができる食品です。
・代謝アップ
・・・カレーに含まれるスパイスには、代謝を高めて脂肪燃焼を促進する効果が期待されます。
また、カレーに含まれるカプサイシンやクルクミンには、血流を改善し、体温を上げる効果があるため、エネルギー消費を増やす助けとなります。
・満腹感
・・・カレーは、様々な食材を煮込んで作るため、ボリュームがあり、満腹感が得られやすいです。
・栄養バランス
・・・カレーは、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、バランスの取れた栄養素を摂取できるため、ダイエット中の栄養不足を防ぐことができます。
ただし、市販のカレールーは高カロリーで脂質が多いため、ダイエット中はルーの量を減らすか、カレー粉を使ったスパイスカレーを作ると良いでしょう。
また、白米の代わりに雑穀米や玄米を使うことで、血糖値の急激な上昇を抑え、食物繊維を補うことができます。
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大人気のカレーの基礎知識と種類と選び方は?
(カレーの歴史とは?)
・起源
・・・カレーの期限は諸説ありますが、一般的にはインドのスパイス料理が期限とされています。
インドでは、様々なスパイスを組み合わせて、肉や野菜を煮込む料理が古くから作られていました。
・インドからイギリスへ
・・・18世紀にイギリスがインドを植民地化した際、インド料理がイギリスに伝わり、カレーが広まります。
・カレー粉の開発から日本へ
・・・イギリスでは、インド風の料理に影響を受けた「カレー粉」が開発され、これがさらに日本に伝わり、日本独自のカレー文化が誕生しました。
・日本でのカレー文化
・・・カレーライスは、当初は高級な料理とされていました。
昭和に入ると、カレールーが市販されるようになり、家庭料理として広く普及します。
現在では、カレーは子どもから大人まで楽しめる代表的な日本料理の一つとなっています。
(カレー粉の種類)
・・・スパイスをふんだんに使い、サラサラとしたソースが特徴です。
タンドリーチキンやマトンカレー、ベジタリアンカレーなどが有名です。
・タイカレー
・・・ ココナッツミルクをベースにしたスープカレーが特徴です。
グリーンカレーやレッドカレーが代表的で、辛さと甘みのバランスが絶妙。
・日本のカレー
・・・小麦粉や油をベースにしたカレールーを使い、ドロッとした濃厚なソースが特徴です。
カレーライス、カレーうどん、カレーパンなど、多様な料理に使われます。
・欧風カレー
・・・フランスやイギリス風のカレーで、ワインやデミグラスソースを使った深い味わいが特徴です。
(カレー粉の選び方は?)
カレー粉は、カレーの味を左右する重要なスパイスです。
カレー粉には、様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
・無塩タイプ
・・・塩分が含まれていないため、自分で塩加減を調整したい方におすすめです。
・味付きタイプ
・・・塩分やその他の調味料が加えられているため、手軽に本格的なカレーを作ることができます。
・辛口タイプ
・・・唐辛子などの辛味スパイスが多く含まれており、辛いカレーを作りたい方におすすめです。
・マイルドタイプ
・・・辛みが控えめで、子供や辛いものが苦手な方におすすめです。
マイルドな風味が好きな方や、家庭料理に使いやすいものを探している場合は、日本のカレー粉が適しています。
カレー粉を選ぶ際は、自分の好みの味に合わせて、辛さや風味などを比較検討しましょう。
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カレーうどん、カレーパンなどカレーを使ったアレンジレシピは?
カレーはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にアレンジできるのが魅力です。
カレーライス、カレーうどん、カレーパンなどをアレンジすると、いつもと違う食感も楽しめるのでご紹介します。
(カレーライスのアレンジ )
・チーズカレーライス
・・・通常のカレーにとろけるチーズを好きなだけ乗せて、オープンやトースターで軽く溶かすと濃厚でクリーミーな味わいになります。
チーズの塩気とカレーのスパイスが絶妙にマッチし、ちょっとリッチな味わいが楽しめます。
・カレーオムライス
・・・ケチャップライスではなく、カレーライスをオムレツで包みます。
カレーとオムレツが融合して、華やかな一品の出来上がりです。
・カレーピラフ
・・・ご飯をカレー粉で炒め、カレー風味のピラフにします。
その後、炒めた野菜や鶏肉などを加えれば、ボリューム満点のピラフになります。
(カレーうどんのアレンジ )
・チーズカレーうどん
・・・通常のカレーうどんの上にピザ用のチーズをたっぷり乗せて、オープンで軽く焼き上げると、、クリーミーでマイルドな味わいになります。
とろけたチーズが麺によく絡み、食べ応えがアップします。
・・・通常のカレーうどんに牛乳または生クリームを加えて煮込むと、コクのあるまろやかでクリーミーなうどんが楽しめます。
・野菜たっぷりカレーうどん
・・・通常のカレーうどんに、キャベツやほうれん草、ナス、きのこなど色々な野菜をたっぷり加えることで、ボリューム満点の野菜たっぷりカレーうどんの出来上がりです。
(カレーパンのアレンジ)
・カレーコロッケパン
・・・市販のパン生地にカレー味のコロッケを詰め、包み込むように成形します。
通常のカレーパンのように、揚げるか焼いて完成です。
コロッケのホクホク感とカレーの風味が絶妙にマッチします。
・チーズ入りカレーパン
・・・パン生地にカレーを詰めるときに、チーズも一緒に詰めて包みます。
焼くか揚げるかして完成です。
噛んだ瞬間にチーズがとろけて美味しさが倍増します。
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まとめ
カレーライスは、栄養が豊富な定番の食べ方だけではありません。
アレンジ次第で、色々な味を楽しむことができる料理です。
カレーの風味を様々な料理と組み合わせて、新たな味わいに挑戦してみましょう。