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一人暮らしの食事では、好きな物を多く食べる傾向があり、栄養が不足することや偏ることが心配です。
でも健康のために栄養バランスの良い食べ物を食べようと思っても、どのような食材を食べると良いのか、値段の高い食材を使った料理が良いのかなど、わからないことがありますよね。
栄養があると言われても、高い食材を使った料理ばかり食べていると食費が増えてしまい、日常生活も苦しくなってしまいます。
そこで今回は、栄養バランスが良いけれど、食費は低く抑えるというコスパの高い食材をご紹介します。
自炊で料理を作るときも、外食するときにも栄養バランスのことを考えてくださいね。
一人暮らしでコスパが高く、栄養バランスの良い食事とは?
(食費を抑えるコスパの高い食事は?)
一人暮らしの食費でコストが低くなる原因は、外食をすることです。
外食で栄養バランスの良い食事をするには、どうしても一定の金額がかかってしまいます。
当然お店も原価と利益を考えるので、値段が高くなるのは当たり前ですけど、1食1,000円程度の食費がかかるのが一般的です。
そこで、「栄養バランスが良く、食費を低く抑えられる」という、コスパの高い食事は何か?と気になりますよね。
(コスパが高いのは自炊)
結果としてコスパの高い食事とは、「自炊」です。
外食と自炊を比較すると、次のようなメリットがあります。
①自分で食材を選べる
・・・自炊は栄養のバランスを考えることができ、安い値段の食材を選ぶことができます。
②作り置きができる
・・・料理量が多くなっても作り置きができ、後で食べることができます。
③食費を調整できる
・・・食材を工夫することで、無駄な食費を抑えることができます。
④料理サイトが豊富にある
・・・料理が苦手でも、料理サイトが豊富にあるので、簡単にできる料理がみつかります。
⑤食材の栄養に詳しくなる
・・・栄養を考えて食事をしているうちに、栄養に対する知識が増えます。
このように、自炊をすることで、コスパの高い食事を目指すことができます。
また、自炊は手間がかかるし、料理を作る時間は無いし、苦手だという方はいるでしょうが、最初から何でもできる人は多くはありません。
できない、やりたくないというよりも、実際に自炊を行なって、コスパの高い食事をするという目的に向かって、1歩踏み出してみてはどうでしょうか。
一人暮らしの栄養不足を補う方法は?
(栄養を知ることから始まる?)
人間が生活するために必要な栄養は、タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンの5大栄養素であり、主に次の働きをします。
①タンパク質
・・・筋肉、骨、皮膚、内臓、血液などを作る重要な栄養素です。
②炭水化物
・・・食物繊維と糖質です。脳、血液、神経系、筋肉などのエネルギー源となります。
食物繊維は整腸作用があり、腸内細菌のバランスを整えます。
③脂質
・・・細胞膜、神経組織、核酸などの構成成分として重要です。タンパク質や糖質の約2倍のエネルギーを作りだします。
④ミネラル
・・・骨や歯の形成や神経の伝達、細胞の働きをスムーズにします。
⑤ビタミン
・・・ビタミンは身体のそれぞれの機能を正常に保つ、潤滑油の働きをします。
これらの栄養素を豊富に含んでいる食材でも、比較的安価なものも多くあります。
食材にどんな栄養素が含まれているかを理解することで、足りない栄養素をバランス良く補うことができます。
コスパが高く、栄養が豊富な食材は?
それぞれの栄養を豊富に含んでいる、主な食材をご紹介します。
(栄養別食材の一覧)
①タンパク質
・・・牛肉、豚肉、鶏肉、焼き魚、刺身、チーズ、ハム、佃煮、納豆、ピーナッツバター、ビーフジャーキー、たらこ、ゆば、コンビーフ、落花生、筋子など。
②炭水化物
・・・さくら餅、大福餅、ホットケーキ、水ようかん、サツマイモ、串団子、小麦粉、カップラーメン、アンパン、はるさめ、餡子、スパゲティなど。
③脂質
・・・サラミ、ベーコン、レバー、卵、牛肉、豚肉、ツナ缶、しめさば、油揚げ、ピーナッツバター、ウィンナー、ゆば、牛タンなど。
④ミネラル
・・・牛乳、ジャガイモ、バナナ、ヨーグルト、チーズ、オレンジ、野菜など。
⑤ビタミン
・・・あんきも、ほたるいか、うなぎ、レバー、卵、ぎんだら、モロヘイヤ、ニンジンパセリ、ピーマン、ハムなど。
まとめ
今回ご紹介した食材は、一般的なスーパーなどで簡単に手に入るものばかりです。
コスパの高い食事をすることで食費を抑えられ、健康的で豊かな一人暮らしを楽しんでくださいね。