小豆島(しょうどしま)は、瀬戸内海にある四国の香川県に属する島で、面積は約153k㎡で人口は約2万6千人(2022年度)です。
島の周囲には美しい海や多数の小島があり、豊かな自然が残されており、古くからオリーブの生産地として知られ、オリーブ園やオリーブ関連施設が点在しています。
また映画「二十四の瞳」のロケ地になったことや温泉もあることから、多くの観光客がおとずれる人気観光地にもなっています。
今回は、小豆島の観光スポットの中から「エンジェルロード」をピックアップして、その魅力をご紹介します。
小豆島のエンジェルロードとは?引き潮で現れる天使の散歩道
(エンジェルロードとは?)
小豆島は海岸線が長い島で、満潮時には海水が砂浜を覆いますが、引き潮になると海水が引いて砂浜が姿を現します。
特に小豆島西側の土庄町の南側にある弁天島、中余島、小余島、大余島の4つの小さな島は、1日2回の引き潮のときに現れた砂浜によってつながり、歩いて渡ることができます。
この現れたり消えたりする砂浜の道をいつしか「エンジェルロード(天使の散歩道)」と呼ばれるようになりました。
(エンジェルロードは、大切な人と渡ろう)
この不思議な現象を見せるエンジェルロードを、大切な人と手をつないで渡ると愛と幸せがおとずれ、願い事が叶うカップルが喜ぶ噂があります。
そのためエンジェルロードは、小豆島を訪れたカップルにとって夢のようなロマンチックスポットとなっています。
(渡れるのは1日2回)
エンジェルロードを歩いて渡るチャンスは、1日2回の引き潮の時間です。
最大干潮時を中心にして、最大3時間程度、午前と午後の2回で合計6時間です。
小豆島観光ガイド:エンジェルロード
2023年の引き潮の予想時刻は、次のサイトの添付ファイルを参照してください。
エンジェルロード潮見表2023(表面)
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/material/files/group/15/omote.pdf
エンジェルロード潮見表2023(裏面)
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/material/files/group/15/ura.pdf
(立入禁止の場所があります)
4つの島のうち、弁天島から中余島に渡ることができますが、中余島は私有地なので無断で立ち入りはできません。
また大余島はYMCA専用の国際キャンプ場になっているので、こちらも無断で立ち入りはできませんので注意してください。
ただし、この2つの島は近くに行くことはできますので、ちょっと離れた場所から景観を眺めてください。
ジェルロードへのアクセス!近くの港から行くには?
(エンジェルロードへのアクセスは?)
エンジェルロードへのアクセス方法には、次のものがあります。
①土庄港
・・・土庄港フェリーターミナルから、車で約7分、徒歩で約30分です。
②池田港
・・・国際両備フェリー小豆島池田港から、車で約10分、徒歩で約1時間です。
③草壁港
・・・草壁港から車で約20分。
④坂手港
・・・坂手港から車で約35分。
(駐車場情報:無料)
①第一駐車場(エンジェルロード公園)
・普通車用:25台
・軽自動車用:10台
・身障者用:2台
・大型バス用:4台
②第二駐車場
・しまむら西側普通車用:18台
・セブンイレブン西側普通車用:32台
③その他駐車場
・土庄町総合会館内
四国旅行なら小豆島のエンジェルロードへ行ってみよう!
エンジェルロードは、大切な人との思いで作りに最適な場所で、人々の心に永遠の愛と幸せを残す不思議な力を秘めたパワースポットの一つです。
(エンジェルロードの渡り方)
①弁天島で鐘を鳴らそう。
・・・エンジェルロードを渡る手前の弁天島は陸続きの島です。
頂上には恋人の聖地と言われる「約束の丘展望台」があります。
この展望台からは、エンジェルロードを見下ろすことができ、恋人たちが鳴らす「幸せの鐘」が響き渡ります。
カップルで来た時には、盛大に鳴らしてくださいね。
もちろん、カップルでなくても鳴らすことができます。
②エンジェルロードを渡ろう。
・・・弁天島をスタートに中余島→小余島→大余島が引き潮のときにつながりますので、ぜひ歩いてみてください。
距離にして約500m程度なので、往復約1kmの工程です。
③ライトアップを楽しもう。
引き潮のときだけですが、夜の20:00~22:00まで毎日ライトアップを実施中なので、夜のエンジェルロードも楽しんでください。
まとめ
普段は海の中にぽっかりと浮かんでいる島が、いつの間にか砂浜でつながって歩くことができるなんて、不思議な現象ですよね。
四国旅行の際には、ちょっと小豆島迄足を延ばして、エンジェルロードも体験するのをおすすめします。