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日本酒の種類・味・銘柄を分かりやすく!おすすめの日本酒は?

日本の伝統的な酒である日本酒は、その種類の多様性と深い風味によって愛される飲み物です。

辛口から甘口までさまざまな種類があり、それぞれの銘柄が独自の味わいを持っています。

清酒純米酒など、その製造方法や原料も異なり、その違いを理解することで、さらに日本酒の奥深さを楽しむことができます。

今回は、日本酒の種類一覧とそれぞれの特徴や味、辛口・甘口の違い、ひやおろしや山廃などの製法におすすめの日本酒など、日本酒の魅力を知りたい初心者の方にも、わかりやすく解説します。

日本酒の種類一覧!それぞれの特徴や味は?

(日本酒は大きく分けて6種類)

日本酒は、原料や製法の違いによって、大きく分けて「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」の6種類に分けられます。

本醸造酒

・原料:米・米麹・醸造アルコール・水。

精米歩合:70%以下。

・味:すっきりとした味わいで、清涼感があります。

・主な銘柄:酔鯨特別本醸造、うごのつき特別本醸造花泉辛口本醸造

特別本醸造 酔鯨 1800ml

吟醸酒

・原料:米・米麹・醸造アルコール・水。

精米歩合:60%以下。

・味:米の旨みが感じられ、香り高く、フルーティーな味わいが特徴です。

・主な銘柄:出羽桜桜花吟醸酒、久保田千寿、くどき上手がくれん。

出羽桜酒造 出羽桜(でわざくら) 桜花 吟醸酒 720ml

久保田 千寿(吟醸酒) 720 ml×1本 桐箱入り(包装済み)

大吟醸酒             

・原料:米・米麹・醸造アルコール・水。

精米歩合:50%以下。

・味:芳香な香りと封雑な味わいが楽しめます。

・主な銘柄:八海山、副将軍大吟醸

[副将軍] 大吟醸 日本酒 父の日 贈り物 山田錦

大吟醸八海山 [ 日本酒 新潟県 1800ml ]

純米酒

・原料:米・米麹・水。

精米歩合:指定数値なし。

・味:りんご系のフルーティーな香りがあり、飲みやすいお酒です。

純米酒は、醸造アルコールを一切加えずに造られた日本酒です。

米の旨みをダイレクトに味わうことができます。

・主な銘柄:南部美人特別純米酒酔鯨純米酒

南部美人(なんぶびじん) 特別純米酒 1800ml

日本酒 酔鯨酒造 酔鯨 純米酒

純米吟醸酒

・原料:米・米麹・水。

精米歩合:60%以下。

・味:フルーティーで甘みが強く、バランスがとれた日本酒です。

・主な銘柄:玉乃光純米吟醸酒、八海山純米吟醸、上善如水純米吟醸

玉乃光酒造 純米吟醸 酒魂 [ 日本酒 1800ml ]

白瀧酒造 上善如水 純米大吟醸 1800ml

純米大吟醸酒

・原料:米・米麹・水。

精米歩合:50%以下。

・味:吟醸酒の中でも、特に香り高く、飲みやすい味わいが特徴です。

・主な銘柄:赤武純米大吟醸吟ぎん、紀土純米大吟醸、加茂錦純米大吟醸

AKABU 赤武 純米大吟醸 極上ノ斬 生酒 720ml

中野BC 純米吟醸(紀伊国屋文左衛門) [ 720ml ]

辛口・甘口、それぞれの違いや飲みやすさは?

辛口と甘口の日本酒は、それぞれ異なる特徴と風味を持っています。

以下に辛口と甘口の違いや飲みやすさについて詳しく説明します。

(甘口・辛口とは?)

①甘い・辛いという食感とは違う

・・・日本酒の甘口・辛口は、砂糖などの甘さとは違います。

②日本酒度と酸度の数値を基に、甘口・辛口という表現をします。

・・・成分表を見ると、「-5」とか「+5」という数値がありますが、これはお酒の比重を表します。

お酒に水より重い糖がたくさん含まれると、「-」、糖が少ないと「+」になります。

「-」は、お酒の比重が少ないので甘口、「+」は、お酒が多いので辛口という言い方をします。

(特徴と飲みやすさ)

辛口と甘口の日本酒は、それぞれ異なる特徴と風味を持っています。

以下に辛口と甘口の違いや飲みやすさについて詳しく説明します。

①辛口の特徴と飲みやすさ

・特徴・・・辛口の日本酒は、キレのある味わいと爽やかな口当たりが特徴です。

アルコール感が強めで、シャープな印象を持っています。

清涼感があり、飲むことで口の中がさっぱりとする感覚があります。

・飲みやすさ・・・辛口の日本酒は、そのシャープな味わいから食事との相性が非常に良いです。

特に、刺身や海鮮料理、脂っこい料理との組み合わせがおすすめです。

辛口の日本酒は、食材の味を引き立てる役割を果たすことが多いため、料理との調和を楽しむことができます。

②甘口の特徴と飲みやすさ

・特徴・・・甘口の日本酒は、フルーティーで穏やかな甘みを持っています。

まろやかで柔らかい口当たりがあり、アルコール感が控えめです。

香りも豊かで、飲んだ後に口の中に余韻が残ります。

・飲みやすさ・・・甘口の日本酒は、その穏やかな甘みと柔らかな口当たりから、初めて日本酒を試す人にも親しみやすいとされています。

和菓子やデザートとの相性が良いため、食後のデザート酒として楽しむことが多いです。

また、軽いおつまみとの組み合わせも楽しい選択肢です。

辛口と甘口はそれぞれ異なる飲みごたえと料理との相性を持っており、自分の好みやシーンに合わせて選ぶことができます。

どちらも日本酒の楽しみ方を広げてくれる魅力的な選択肢と言えます。

ひやおろしと山廃とは?おすすめの日本酒は?

ひやおろし」と「山廃」は、日本酒の特殊な製法や製造プロセスを表す言葉です。

以下にそれぞれの意味と特徴、そしておすすめの日本酒を紹介します。

ひやおろし

①特徴

・・・ひやおろしは、冬期間に醸造した日本酒を春先に一回だけ加熱殺菌を行い、その後春夏の間酒造で貯蔵・熟成させ、秋の涼しい時期に出荷する酒のことを言います。

この方法により、ひやおろしは爽やかな飲みごたえがあり、独自の風味を持っており、まろやかな口当たりになるとファンには評判で、

②おすすめの日本酒

・・・「越乃寒梅」や「久保田 千寿」などが有名なひやおろしの銘柄です。

これらの銘柄は、新酒の鮮やかな味わいを楽しむことができるおすすめの選択肢です。

(山廃:やまはい)

①特徴

・・・山廃は、伝統的な醸造方法の一つで、自然界の酵母を利用して醸造する方法です。

通常の酵母を加える方法とは異なり、自然界の微生物が自然に麹と米の混ざったものを発酵させるため、より力強く、個性的な味わいが生まれます。

山廃の日本酒は、風味や旨みが豊かで、深いコクを持っています。

②おすすめの日本酒

・・・「神亀 純米山廃」や「玉乃光 山廃純米」などが有名な山廃の銘柄です。

これらの銘柄は、自然な発酵の特徴を生かした個性的な味わいを楽しむことができるおすすめの選択肢です。

おすすめの日本酒は個人の好みや食事の相性によっても異なりますが、ひやおろしや山廃の銘柄は日本酒の多様性と魅力を体験する上で興味深い選択肢と言えます。

まとめ

さまざまな種類の日本酒の違いや特徴、おすすめの銘柄、そして飲みやすさについて解説しました。

日本酒愛好者の方々や、これから日本酒の魅力を知りたい方々にとって、新たな日本酒の世界を一緒に探っていくきっかけとなれば嬉しく思います。