京都、日本の歴史と文化が息づく美しい都市。
しかし、秋のこの季節になると、京都は特別な魅力を放ちます。
紅葉の季節、この古都はまるで絵画のように美しく彩られ、その美しさは言葉で表現しきれないほどです。
京都の紅葉の名所といえば、清水寺や金閣寺など、有名な観光スポットを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかしそんな中でも、知る人ぞ知る穴場のスポットが存在します。
今回は、京都の紅葉愛好者の中でも人気が高い「ねねの道」と「高台寺」で紅葉を楽しむ方法についてご紹介します。
秋の京都の魅力に、一緒に浸ってみましょう。
知る人ぞ知る京都のねねの道と高台寺とは?
(ねねの道)
①約250mの石畳の道
約250mの石畳の道で、円山公園へと続いています。
②観光スポット
・・・この道は、豊臣秀吉の正室ねね(北政所)が余生を過ごした場所として「ねねの道」と名付けられました。
この道の美しい景観は、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
③自然に恵まれた道
・・・ねねの道の周囲は自然に恵まれており、春の桜や秋の紅葉など、四季折々の美しさが存分に楽しめます。
特に、京都の風情とともに、この道を散策することで、心豊かな時間を過ごすことができます。
④歴史を感じる道
・・・ねねの道がある東山区は、京都市内でも特に歴史的な地域として知られています。
この道を歩くことで、豊臣秀吉やねねの時代の雰囲気を感じることができます。
ねねの道は、単なる街の通りではなく、歴史と自然の融合した素晴らしい場所です。
ぜひ、ねねの道を訪れて、その魅力を堪能してください。
(高台寺)
①ねねが建立
・・・高台寺は、ねねが秀吉の菩提を弔うために建立した、京都市東山区にある臨済宗の寺院で、紅葉の季節においても特に美しい場所として知られています。
②夜間拝観を最初に始めた寺院
・・・京都で夜間拝観を最初に始めた寺院です。
③文化財
・・・重要文化財として、表門、霊屋、開山堂、傘亭、観月台、絹本着色十六羅漢像、蒔絵調度類32点などがあります。
④拝観時間
・・・9:00~17:30(17時受付終了)
夜間特別拝観期間中は、拝観時間が延長になります。
⑤秋の夜間特別拝観
・・・2023年の場合、10月21日(土)~12月10日(日)
17時点灯 閉門23時(最終受付21時30分)
秋以外に、春・夏・冬も夜間特別拝観があるので、公式ホームページで確認してください。
⑥拝観料
・・・大人:600円 中高生:250円
共通割引拝観券(高台寺・圓徳院:美術館含む):900円
公式HP:
ねねの道と高台寺の絶景紅葉を楽しむ方法とは?
(紅葉を楽しむには?)
①最適な時期を選ぶ
・・・紅葉の見頃は通常11月中旬から12月初旬にかけてです。
この期間に訪れると、最も美しい紅葉を楽しむことができます。
ただし、混雑を避けたい場合は、平日や早朝に訪れることを検討しましょう。
②カメラを持参
・・・紅葉の美しさを撮影するためにカメラを持参しましょう。
特に早朝や夕方の光が、美しい瞬間を捉えることができます。
③静かな散策
・・・ねねの道は、自然と歴史が調和した美しい道です。
静かな散策を楽しむために、ゆっくりと歩いて道の両側の紅葉を楽しむことがおすすめです。
④高台寺の庭園を訪れる
・・・高台寺の庭園は有料ですが、美しい庭園があります。
紅葉の時期には、庭園も華やかに
彩られます。
また、寺院からの景色も素晴らしいので、寺院内外を散策しましょう。
⑤食事と休憩
・・・観光の途中で、休憩できるカフェや茶店が多くあります。
地元の料理や、抹茶を楽しむチャンスを逃さないようにしましょう。
⑥服装に注意
・・・京都の秋は比較的涼しいことが多いので、暖かい服を用意して訪れることをお勧めします。
⑦混雑を避ける
・・・ねねの道や高台寺は、紅葉のシーズンには比較的混雑することがあります。
混雑を避けるために早めに行動し、平日の訪問を検討することが良いでしょう。
これらの方法を実践することで、ねねの道と高台寺の美しい紅葉を最大限に楽しむことができます。
京都の秋の美しさを満喫し、素晴らしい思い出を作りましょう。
ねねの道と高台寺のおすすめの見どころは?
(ねねの道)
ねねの道(ねねのみち)は、京都にある美しい散策路で、特に紅葉の季節に訪れる価値のある場所です。
この道には以下の見どころがあります。
①紅葉のトンネル
・・・ねねの道は、秋の紅葉の時期になると、美しい紅葉のトンネルになります。
道路の両側に広がる紅葉が、訪れる人々を圧倒的な美しさで迎えます。
特に紅葉の見頃には、このトンネルが一瞬の魔法のような景観を提供します。
②歴史的な寺院
・・・ねねの道沿いにはいくつかの寺院が点在しており、その中には鞍馬寺や大覚寺など、歴史的な寺院も含まれています。
これらの寺院は文化と歴史を感じる場所となっており、訪れる価値があります。
③哲学の道へのつながり
・・・ねねの道は哲学の道(哲学のみち)に続いており、散策者はねねの道から哲学の道に行くことができます。
哲学の道も美しい紅葉の景色が楽しめるため、二つの散策路を組み合わせて訪れることがおすすめです。
④静かな散策
・・・ねねの道は通常、観光客に比べて比較的静かな場所で、リラックスした散策が楽しめます。特に早朝や平日に訪れることで、混雑を避けて静かな時間を楽しむことができます。
ねねの道は京都の秋の美しさを体験する素晴らしい場所であり、自然と歴史の調和が楽しめることから、多くの観光客や自然愛好家にとって魅力的なスポットとなっています。
(高台寺)
高台寺(たかだいじ)は、京都の東山地区にある美しい仏教寺院で、その名前は高い台地に建てられていることに由来しています。
高台寺には多くの見どころがあり、訪れる価値のある場所です。
以下は高台寺の主な見どころです。
①紅葉の美しさ
・・・高台寺は紅葉の名所として有名で、特に秋の紅葉の時期に訪れると、庭園や寺院自体が美しい紅葉に包まれます。
この季節には、美しい赤や黄色の葉が寺院の中庭と周辺の庭園に彩りを添え、圧巻の景観を提供します。
②庭園と石庭
・・・高台寺には石庭(枯山水庭)もあり、その石庭は寺院の庭園の一部として訪れることができます。
この石庭は非常に美しく、禅宗寺院の特徴である枯山水庭の代表的な一つです。
③寺内の授与所
・・・高台寺では、授与所でお守りや御朱印(ご朱印、寺院の印章)を受けることができます。
これらの授与は訪れた証として、観光客に人気があります。
④茶室とお茶の儀式
・・・高台寺周辺には伝統的な茶室も多くあり、お茶の儀式を体験することができます。
日本の伝統文化を感じる素晴らしい機会となります。
まとめ
高台寺とねねの道は、紅葉の季節に訪れることが特におすすめですが、通年でその美しさを楽しむことができます。
この寺院と石畳の道は、京都の歴史と文化を象徴する場所の一つであり、日本の美を存分に味わうことができるスポットです。