元旦に届いた年賀状を見たら、出しそびれていた人や出し忘れていた相手から届いたということはよくあると思います。
そのようなときは、ちょっと慌ててしまうことがありますよね。
すぐに出すとしても、届くのは数日後になるので、出さなかったことがバレバレです。
でも、年賀状の返事を出すときに一言文章(言い訳ですが)を添えて返事をすることで、礼を欠かさないようにすることができます。
今回は、出していない相手から年賀状が届いたらどうするか、相手への言い訳をどのように書くか、返事をいつまでにするかの方法についてご紹介します。
出しそびれや出し忘れた相手から年賀状が届いた場合どうする?
新年になり、年賀状交換の時期がやってきました。
しかし、忙しさや見落としによって、相手に年賀状を出し忘れることがあります。
相手に直接会ったときなどを考えると、ちょっと気まずいですよね。
そのような場合、以下の方法があります。
(届いた場合にどうするか)
①すぐに返事を出す
・・・出していなかった相手からの年賀状に対する返事は、三が日以内に出すのが一番良い方法です。
通常の文面の年賀状を出し、相手に感謝の気持ちや新年のあいさつを伝えましょう。
②1月7日までに届くように出す
・・・年賀状に対する返事は、1月7日までに届くように出すのがポイントです。
この期限までに出せば、返事が遅れていても、マナー違反などにはなりません。
③一言添えて返事を出す
・・・年賀状に対する返事が届くのに時間がかかる場合は、一言お礼やお詫びの言葉を添えて返事を出しましょう。
相手に気持ちよく年を越してもらえるよう、丁寧な返事を心がけましょう。
④年賀状でなく寒中見舞いを出す
・・・年賀状に対する返事が1月8日以降に届く場合、寒中見舞いに変更すると良いでしょう。
寒中見舞いは、1月8日以降に届いても遅くないため、相手に迷惑をかけずに済みます。
また、お礼やお詫びの言葉を添えることで、相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
⑤無視して出さない
・・・年賀状に対する返事を出さない人もいますが、相手によっては失礼になってしまうこともあります。
また、こっちが出しているのに、相手が出さないのは失礼だと思う人もいます。
特に、同じ会社や顔を合わせることが多い人や、親しい友人などには、返事を出すのがマナーとされています。
⑥届いたら出すのがマナー
・・相手から年賀状が届いた場合、それほど数が多くないため、返事を出すのがマナーです。
返事を出すことで、相手に感謝の気持ちを伝え、新年のあいさつを交わすことができます。
⑦返事を出さない場合は
・・・年賀状に対する返事を出さない場合は、同じ会社や顔を合わせる人に対しては、自分が年賀状を出さない主義であることを告げて、年賀状を出してくれたことにお礼を言いましょう。
また、親しい友人には、後日改めて新年のあいさつを伝えると良いでしょう。
これにより、相手に失礼をかけずに済みます。
年賀状の返事を出すときに添える一言の例文は?
(例文)
例文と言っても定型的なものが多いですが、参考にしてくださいね。
①一言言い訳を述べる
・年末から帰省しておりましたので ご挨拶が遅れました。
・年末に帰省していましたので ご挨拶が遅れて誠に申し訳ございません。
・年末の慌ただしさにまぎれ ご挨拶が遅れたことをお詫び申し上げます。
・ご鄭重な年賀をいただきながらご挨拶が遅れ誠に申し訳ございません。
・年末年始にとりまぎれ ご挨拶が遅れたことをお詫びいたします。
②お礼と今後の付き合いを述べる
・ご丁寧なお年賀をいただきありがとうございました。
・今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど お願い申し上げます。
・新年のご祝詞をいただき誠にありがとうございました。
・本年も親しいお付き合いをよろしくお願いいたします
・遅ればせながら今年もよろしくお願いします
これらのような文面を組み合わせて、さりげなく添えて出しましょう。
年賀状の返事は、いつまでに出すと良いのか?
(年賀状と寒中見舞い)
①年賀状は7日までに届くように出す
・・・年内に年賀状を出すと、ほとんどが元日から3日以内に届きます。
年賀状の返事は届いてから出すことになりますが、松の内の1月7日までに届くように出さなければなりません。
1月7日までに届くと、消印の付かない年賀状として取扱いされます。
②7日以降に届くものは寒中見舞い
・・・1月7日までに届くと消印もつかず年賀状として扱われますが、7日を過ぎると「寒中見舞い」になり、消印がつき年賀状として取り扱われません。
結果的には8日に届くと、普通のハガキとしての取り扱いになります。
相手にいつ届くかを確認して、年賀状にするか、寒中見舞いにするかを判断して出しましょう。
はっきりしない場合は、割り切って最初から寒中見舞いで出す方法もあります。
まとめ
出しそびれた人から年賀状が来た場合、対応として色々な方法がありますが、なるべくすぐに返事を出すようにしましょう。
あまり深く考えないで、コンビニで年賀状を購入して、出せば済む問題です。