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野幌森林公園!13 百年記念塔・アオサギはどこ?ウミウはどこから?

野幌森林公園は、たまに霧が発生し遠くが見えなくなることがあります。

ある年の5月の朝5時30分頃、家の周りに霧が発生したので、面白そうだと思い百年記念塔まで行った時の写真です。

朝の早い時間に、自転車でキーコキーコと漕いで行きましたよ。

まだ周りも薄暗い状態よく見えないので、注意して記念塔まで行きましたが、記念塔は霧に隠れてよく見えませんでした。

湿度100%ですね。

周りを見ても、さすがにこの時間だと、天気も悪いし誰も散歩には来ていませんね。

でも6時を過ぎた頃から、少しずつ霧が晴れてきました。

そして、朝日が出てきた頃には、すっかり霧がなくなって、空は青空で気持ちよかったですよ。

やっぱり、朝は気持ち良いですね。

徐々にふもとの方から散歩目的の人が、こちらの方へ向かってきます。

百年記念塔の周りでは、5月の連休に桜が咲いている

開花宣言は4月末~5月上旬)

この辺の桜の開花の時期は、4月下旬から5月上旬頃ですね。

遅い時には5月中旬の頃もあります。

ちょうど5月の連休中だったので、朝に出かけることができましたが、この時期は百年記念塔の周りは桜が咲いている時期なのです。

霧が晴れたときの桜が咲いている風景も、載せておきます。

普段はこのように穏やかな場所なのです。

また桜自体は野幌森林公園ではあちらこちらで見ることができます。

植樹している桜もあれば、自然に生えている桜もあります。

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<百年記念塔がバックです。>

上の写真は北海道博物館側から、百年記念塔をバックにしています。

記念塔の周りの遊歩道際にも桜の花が満開です。

これはエゾヤマザクラですね。

瑞穂の池からは水蒸気?が発生?

(瑞穂の池も霧がでた)

今度は、同じように霧の出ている日に、瑞穂の池に行ってみました。

この日は、霧の中を歩いて瑞穂連絡船を通り、瑞穂の池に着いたのは、5月の朝の5時半頃です。

この季節は、5時半くらいになると、結構明るくなっています。

周りには誰もいませんでした。

池全体が霧に包まれ、時間が過ぎていくと少しずつ霧が晴れて、池の水面が見えるようになりました。

まるで、霧の原因が瑞穂の池のような風景で奇麗でしたよ。

それでも、霧の中でカモは何事も無いように泳いでいました。

野鳥にとっては、霧があってもあまり関心は無いようですね。

周りに人もいないので、瑞穂の池は独り占めです。

(以前、カワセミがいた場所)

 上の写真はどちらも同じ場所です。

以前は先の枝の上にカワセミがよく留まっていました。

何年か前からは、この場所でカワセミを見ることはなくなりました。

瑞穂の池はかなり奥が深いですね。

奥の小さい島の上で、よくアオサギが立っているのを見かけます。

大沢口入り口から霧の大沢コース

(大沢コースは覗くだけ!)

大沢口入り口から百年記念塔へ霧を見にいく途中で、大沢コースを見た風景です。

この時は、視界20~30mくらいですね。

百年記念塔に向かう道は瑞穂連絡線なので、この大沢コースは通りません。

霧の中を自転車で走るのはちょっと危険なので、トコトコゆっくり走らないといけません。

万が一、人が歩いていたら危険ですものね。

アオサギはどこへ行った?

江別市には現在アオサギコロニーがあり、アオサギの巣をたくさん見ることができます。

空を見上げればアオサギが飛んでいると言ってもいいぐらい・・・います。

このコロニー以外にも、江別ではアオサギは飛び回っているので、野幌森林公園の中でも結構ボーっと立っているのを見ることがあります。

元々野幌森林公園の中にアオサギコロニーがあったのですが、アライグマの襲撃などが原因で他の場所(江別市・札幌市)へ引っ越ししたそうです。

今回は、野幌森林公園散策の途中で見かけたアオサギをご紹介します。

原の池の奥の広場に立っていた

(隠れているつもり?)

アオサギは、いつもと同じ場所に立っていることがあります。

お気に入りの場所があるようですね。

アオサギは全長1mぐらいある大型の野鳥で、羽をひろげたら1.5m以上あります。

日本のサギの中では、最大の大きさがあります。

確かに近くで見ると、かなり大きいのがわかります。

その大型で結構目立つアオサギは、一時期「原の池」の奥の方に立っている時期がありました。

その頃は、原の池にカワセミを見に来る人が多かったので、ちょっと奥の人がいないところで小魚を食べていたのでしょう。

アオサギは隠れているつもりだったかもしれませんが、原の池の広っぱからは丸見えでした。

何か、おっさんみたいに見える。じーっとしているのが渋い!

どこを見ているのか、わからない目つきが不気味です。

瑞穂の池にも現れます

(お気に入りの場所?)

瑞穂の池は大きな池ですが、池の中央部には、人一人立てるくらいの小さい島があります。

この場所に、たまにアオサギが立っているのを見ることがあります。

遠くから肉眼で見ると、小島の上に何か立っているみたいと思ったら、アオサギだったというのは定番です。

池の岸からはかなり離れているので、望遠カメラでないと写真は撮れません。

望遠鏡があれば、姿は見えます。

瑞穂の池では、アオサギが優雅に飛んでいる風景を結構見ることがありますね。

向こう岸の木の上にとまっているのも見かけます。

日光浴をするアオサギ

(変な恰好の日光浴!)

アオサギに限らず、鳥をよく見ていると、天気の良い日に日光浴をしています。

変な恰好ですが、ユーモラスな姿を見ると、何かゆったりとした気分になり落ち着きますね。

どんなポーズかというと、翼を半開きにして翼先を下腹の前で合わせる、アオサギ独特の日光浴ポーズです。

飛ぶときに「ギャッ」と鳴く時もあるので。近くで飛んだ時はびっくりします。

ちょっと心臓に悪いですね。

ミウはカツオドリ目ウ科で全長が84㎝前後あります。

羽を拡げると1.3m~1.5mほどあり、結構大型の鳥です。

海岸へ行くと、よく防波堤や岩礁に群れていて、ちょっと騒がしい時があります。

石狩川の河口へ遊びに行ったときも、たくさん防波堤にいましたよ。

ミウというぐらいだから、生活基盤は海や河口なのです。

そのウミウが野幌森林公園にも来たのですよ。何をしに?

最初の出会いは大沢の池

(何か大きな鳥がいる?)

大沢の池でカモの写真を撮ろうと思って、出かけたのは9月中旬の9時半頃でした。

所々立ち寄って周りの写真を撮りながら、10時半頃大沢の池に着きました。

何気なくカモはどこにいるかな・・・と池を眺めていたら、ちょっとカモと違う鳥が泳いでいました。

周りに別の鳥がいないので、一羽で優雅に泳いでいるようです。

カモよりだいぶ大きいなと思い、じっと近づくのを待っていたら、くちばしが結構大きな鳥が岸のほうに近づいていきます。

やがて、その鳥は泳ぐのをやめて近くの木の上にぴょんと上がりました。

大きくて黒い体、黄色っぽいくちばし、長い喉を持った鳥でした。

始めは何だかわかりませんでしたが、珍しい鳥に違いない!

この鳥の正体はなんですか?

(正体がわかった!)

やがて、体から水気を落として、おもむろに翼を拡げ、なんと日光浴を始めたのです。

やっとこの時点で、これは「鵜(う)」ではないだろうかと気づきました。

これは、ウミウ?カワウ?見た目はほぼ同じなので、この場ではどっちかわかりません。

ミウとカワウは、見た目はほとんど変わらず、くちばしの根元や色、形を比べないと判断できないからです。

しばらく写真を撮りながら観察し、家に帰って調べたらウミウでした。

(何をしに来たんだろう?)

ここから近い海と言えば、石狩川河口あたりが直線距離で24km程度あります。

また、石狩川河口あたりには、確かにウミウの団体一行がいることが多いです。

その中の一羽がきまぐれに野幌森林公園まで来たのでしょうか。

その次に、ウミウを見たのは二年後でした。

大沢の池にウミウがまた来たよ

(日光浴をしている!)

いつものように野幌森林公園の色々なコースを回っていましたが、その日は7月中旬の朝7時頃でした。

たまたま、大沢の池の堤防に立って池を眺めていたら、また何かが泳いでいました。

それまで、ウミウは1回しか見ていないので、まさかと思ったらやっぱりウミウでした。

前のウミウと同じかどうかわかりませんが、二年振りのご対面です。

また、日光浴を楽しんでいましたよ。

何か見たことがあるような恰好ですが、怪獣ラドンが風を起こすときの恰好に似ていると思いました。

最後に見たのは瑞穂の池でした

(瑞穂の池にも現れた!)

大沢の池でウミウは2、3回見たでしょうか。

そのあとは、すっかり見なくなりました。

私も毎日大沢の池に行っているわけではないので、その後もウミウが来ているかどうかわかりません。

大沢の池には来なくなったのかなと思っていたら、今度は2年後に瑞穂の池にウミウが来ました。

またもや、ウミウの日光浴を見てしまいました。

でも同じウミウなのかはわかりません。

ミウの日光浴は、アオサギの日光浴とは恰好が違います。

アオサギよりウミウの方が、豪快な恰好ですね。