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ホタルイカを生で食べるには?内臓の取り方やボイルでの食べ方は?

ホタルイカは、深海に住んでいる大きさが5~7㎝くらいの小型のイカで、触手の先にそれぞれ付いている3個の発光器により、暗い海の中でホタルのように青白く光るので、神秘的なイカとして知られています。

テレビなどで見ると確かにホタルのように光っています。

主に兵庫県富山県で漁獲され、食べ方にはつくだ煮や沖付け、酢味噌和え、天ぷら、刺身などがあります。美味しそうですね。

そのホタルイカを生で食べるときに注意すること、内臓の取り方、ボイルでの食べ方をご紹介します。

ホタルイカをで食べる時に注意することは?

ホタルイカは生食NG?)

寄生虫に注意!

ホタルイカは傷むのが非常に早く、また旋尾線虫(せんびせんちゅう)という寄生虫が寄生しているので、生食だと寄生虫症を発症し、腸閉塞、眼球移行症、皮膚爬行症などを起こす可能性があるので、そのまま食べることはできません。

もし、この寄生虫に寄生されると、外科的摘出という体に切り目を入れて虫を引っ張り出す方法だけしかないのです。

そのため、ホタルイカを食べる際には、注意が必要です。

(生食する方法は?)

生食するには、厚労省の指定する方法(生食用ホタルイカの取り扱いについて、平成12年6月21日衛食第110号・衛乳第125号)で処理する必要があります。

この処理方法は、主に次のように行います。

①生食を行う場合には、次の方法によること。

-30℃で4日間以上、もしくはそれと同等の殺虫能力を有する条件で凍結すること。

(同等の殺虫能力例:-35℃(中心温度)で15時間以上、または-40℃で40分以上)

なお、凍結処理を行った場合、製品にその旨表示を行うこと。

・内臓を除去すること、または、内臓除去が必要である旨を表示すること。

②生食用以外の場合

・・・加熱処理(沸騰水に投入後30秒以上保持、もしくは中心温度で60℃以上の加熱を行うこと。

③販売者、飲食店等関係営業者に対して

・・・生食用としてホタルイカを販売等を行う場合には、①にある方法により処理したものを販売するよう指導すること。

④一般消費者に対する情報提供

・・・ホタルイカを生食する場合の寄生虫感染の可能性について情報提供を行うとともに、生食する場合には①にある方法による旨を啓発すること。

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ホタルイカの内臓の取り方はどうするの?

寄生虫の数)

①寄生率は2~7%

・・・ホタルイカに寄生している旋尾線虫は、長さ10mm×体幅0.1mmで、スルメイカやハタハタ、スケソウダラなどの内臓にも寄生し、その寄生率は2~7%と報告されています。

寄生率は低いと思う方はいるかもしれませんが、食べる時は何個も食べるので、食べれば食べるほど、かなり寄生率は上がります。

単純に確率的には、100個あるとすれば2~7個は寄生しているということです。

ちょっと怖いですよね。

②内臓を食べない

・・・ホタルイカを生で食べる場合には、内臓(胃・腸)をシッカリ取ることで、寄生虫を防ぐことができます。

ホタルイカの内臓の取り方)

①胴から内臓と足を外す

・・・胴を包丁で裂き、内臓と足を外してください。

②内臓を足から切り離す

・・・内臓と足から、目玉の上部の内臓を切り離します。

③足部分から目玉を取る

・・・足部分から目玉を包丁で切り取ります。両眼玉を取ります。

④足部分からくちばしを取る

・・・足部分から足の内部にある口ばしを取ります。

⑤塩水で洗う

・・・足と本体をサッと塩水で洗って完成です。

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食の達人 生ホタルイカ 生食用60個(20個入りx3パック)

ホタルイカのボイルの食べ方は?

(茹でるとボイルイカになる)

ホタルイカは、沸騰水に30秒以上入れるとボイルホタルイカになります。

食べ方としては、ボイルイカにちょっと手を加えて食べるのが主流です。

(色々なボイルホタルイカの食べ方は)

①酢味噌和え

・・・市販の酢味噌にボイルイカを付けて食べます。一番多い食べ方ですね。

酢醤油和え

・・・ボイルイカお酢と醤油を適当に和えるだけです。

③天ぷら

・・・通常のてんぷらの作り方と同じです。

④醤油漬け

・・・水と醤油、みりんを同じ量で合わせ、2~3時間イカを漬けます。

⑤辛子酢味噌

・・・ボイルイカ100g、白味噌10g、酢大さじ1杯、砂糖小さじ半分を和えて出来上がりです。

これらの他にもインターネットでホタルイカの食べ方を検索すると、実に多くの食べ方が公表されていますので、調理するときは参考にしてくださいね。

釜庄 ほたるいか醤油漬け (500g×2・計1kg)

ホタルイカ 沖漬け130g(15~20尾) ×3パック

まとめ

ホタルイカを完全な生食で食べることができないことには、ちょっと危険な理由があります。

でもボイル物を色々なアレンジで工夫することで、美味しくいただけるのは嬉しいことですね。