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介護職の夜勤明けの休み方は?過ごし方で疲労回復リフレッシュ!

介護職とは、介護保険施設や老人ホーム、通所介護事業者などで、高齢者の日常生活の世話や介護、相談、援助などの介護サービスを行う人のことを言います。

そのため介護職は社会的な貢献度が高く、高齢者社会では必ず必要とされる職種です。

しかし、ディサービスや日帰り施設は日中の仕事になりますが、有料老人ホームや入所型介護施設では24時間体制でケアを行うので、シフト制で夜勤を行わなければなりません。

介護職は要介護者の移乗や移動、入浴のお手伝いなど体力を使う仕事も多く、夜勤明けなどは体力を消耗して疲労が溜まり、バタンキューとして寝てしまうことも多いでしょう。

でも夜勤明けの日の休み方を、このように寝ているだけならもったいないですよ。

今回は、夜勤明けの休みを上手に活用する過ごし方で、疲労回復リフレッシュを目指す方法をご紹介します。

介護職の夜勤はどのようになっている?

(夜勤には2交代と3交代がある)

夜勤には主に次のシフトがあります。

①2交代制

・・・例:日勤8:00~17:00(休憩1時間)と夜勤16:00~翌9:00(休憩1時間仮眠3時間)、夜勤は8時間以上の長時間労働になります。

②3交代制

・・・例:1日を8時間で区切り、3交代(日勤・準夜勤・夜勤)、シフトはローテーションですが、不規則なので生活リズムが崩れる恐れがあります。

実際の介護職の場合は、2交代制が主流となっており、月に平均4~5回夜勤になります。

そのため夜勤明けも4~5回あるということです。

介護職の中には夜勤明けで疲れているので、眠るのが一番と寝てばかりで時間を無題している人や疲労が中々取れない人もいるようです。

でも夜勤明けでも過ごし方によって、自由に時間を使っている人やうまく疲労回復してリフレッシュしている人もいます。

その人達は夜勤明けをどのように過ごしているかを、参考にしてみましょう。

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介護職の夜勤明けの休み方はどうする?

疲労回復は良質な睡眠で!)

夜勤が2交代制であれば勤務が16時間以上になるので、疲れるのは当然ですよね。

その疲労回復には、一般的には睡眠をとることが多いと思います。

ただし、長時間睡眠をとったから疲れがすっきりとれるかというと、個人差があります。

それは良質な睡眠をとっているか、だらだらと中途半端に睡眠をとっているかで異なります。

疲労回復には良質な睡眠をとりましょう。

(良質な睡眠をとるには?)

だらだら睡眠をしていると、身体がいつでも休息モードから抜けきらず、かえって眠いまま1日が終わってしまうということを経験した人は多いと思います。

夜勤明けを含めて、睡眠により疲労回復をするには、良質な睡眠をしっかりとることです。

①活動から休息へ切り替える

・・・良質な睡眠をするためには、活動モードから休息モードに気持ちを切り替えることが必要です。

②睡眠前の食事は避ける

・・・食事をすると睡眠時に消化器官が働くので、睡眠に負担をかけます。

③睡眠前にお風呂に入る

・・・短時間でサッと入浴することで、身体を温めてリラックス効果があります。

④睡眠前に身体をマッサージする

・・・勤務中に緊張している筋肉を和らげるために、軽く体をマッサージします。

⑤コーヒー、タバコ、アルコールなどの刺激物を控える

・・・興奮状態になり寝つけ無くなる人もいますが、個人差があります。

⑥部屋を暗くする

・・・部屋が明るいと体内時計が昼間を感知して、目が覚めてしまします。カーテンを引くなど部屋をなるべく暗くします。

これらのことに注意して睡眠をとると、午前中からお昼にかけてぐっすりと寝ることができます。

(良質な睡眠を3時間とる)

睡眠時間としては3時間程度の仮眠のような感覚ですが、お昼頃に目が覚めたタイミングで、部屋を明るくしてパッと起きてしまいましょう。

人間の睡眠時間は約90分のサイクルで深い眠りと浅い眠りを繰り返すと言われています。

眠ってから90分で深く、その後90分で浅い眠りになるので、3時間だと浅い眠りで脳自体は起きている状態のときに起きるので、すっきりとした状態で目覚めます。

そうすることで、睡眠で休息を取った脳を活発化させ、生活リズムを日中に戻します。

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夜勤明けの過ごし方でリフレッシュするには?

夜勤明けで良質な睡眠をとり、午後からの時間を有効活用して疲労回復やリフレッシュを行なっている人は、どのような過ごし方をしているのかご紹介します。

(リフレッシュの例は?)

①家でのんびりする

とにかく一人でのんびりすることで、精神的にリフレッシュできる人もいます。

また、休みには他の人と会いたくないという人もいます。

②テレビや映画を観る

録画してあるドラマや映画などを観ます。レンタルビデオも良いですね。

映画館へ行って迫力のある画面を観るのも良いでしょう。

③ショッピングに行く

食材などの買い物や服、生活雑貨や必要品を買いに行きます。

ショッピングでストレス解消する人もいます。

④スポーツをする

ジョギングやウォーキング、トレーニングジムなどでスポーツをしてひと汗かき、リフレッシュします。

⑤部屋の掃除をする

気になるところの掃除や、配置替えを行います。

部屋を奇麗にすると、気分的にも明るくなります。

⑥料理をする

作ってみたい、食べてみたいと思う料理を自宅で作ります。

デリバリーを使って、家でゆっくり食事をするのも良いでしょう。

⑦ランチを食べに行く

美味しいランチを食べると、気分的に生活にゆとりができます。

⑧趣味を行う

普段できない趣味を行う時間ができます。好きなことに時間を使いましょう。

エステやスーパー銭湯へ行く

自分の身体磨きやのんびりとお風呂につかるのも良いでしょう。

⑩公的手続きや支払いなどを行う

公的な支払いなど、平日に済ませます。

平日にするほうが空いているなど、何らかの支払いも平日のほうが良いことがあります。

⑪子供や家族と過ごす

子供や家族と時間が合えば一緒に行動することができます。

一緒に遊びに行くとか食事に行くことで、ストレスを解消しましょう。

⑫友人と会う

夜勤明けのスケジュールは決まっているので、友人と時間調整して会うことができます。

このように個人的に疲労回復やリフレッシュする方法は、個人個人様々なものがあります。

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まとめ

夜勤明けの日はシフト制で決まっているので、あらかじめその日はどのようなことをするのか、計画を立てて置くのも良いでしょう。

ただ1日寝たままで過ごすよりも、時間を有効に使った方が、心身ともに疲労回復やリフレッシュにつながると思います。