暑中見舞いは、夏の時期にお世話になった人や知人、ビジネス上の取引先に対する季節の御挨拶です。
暑中見舞いの時期は、小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃)というのが一般的ですが、夏の土用(立秋前の約18日間)や梅雨が明けた頃からという地域もあります。
いずれにしても、暑い時期に健康を気づかうものであり、送られた方も心が和むと思います。
その暑中見舞いについて、ビジネス上の取引先に対する暑中見舞いをピックアップして、文例と
一般的には7月7日頃から8月7日頃までに送ります。 この時期のあと8月8日頃から8月末頃までに送る場合は「残暑見舞い」になるので注意してください。 暑中見舞い(ビジネス版)のマナーとして次のことを心掛けましょう。 ・・・ビジネス文章の構成は、オリジナルの構成よりも定形の方が無難です。 お見舞い挨拶・感謝の言葉・時候の挨拶・主文・結びの言葉などの構成が良いでしょう。 個性的な文章だと、自分を軽く見ているとか、不真面目と誤解を受けることがあります。 ・・・ビジネス上でくだけた文面は失礼だと考える人がいます。 ・・・相手の健康を気づかう内容なので、相手を上位に考えましょう。 ・・・定型的な文章の他に相手(取引先や顧客など)に合わせた一言を添えると、好印象を持たれる可能性が大きいと思います。 ①暑中お見舞い申し上げます。・・・定型の「お見舞い挨拶」 ②日頃より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。・・・「感謝の言葉」 ③厳しい暑さが続くなか、貴社におかれましてはますますご盛栄のことと存じます。・・・「時候の挨拶」 ④例年よりも暑い日が続くようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 くれぐれも暑さで体調を崩さぬようご自愛ください。・・・「主文」相手の健康を気づかいます。 ⑤今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。・・・「結びの言葉」 ①暑中お見舞い申し上げます。・・・「お見舞い挨拶」 ②いつも格別のお引き立てにあずかり、心から感謝しております。・・・「感謝の言葉」 ③連日の酷暑ですが、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。・・・「時候の挨拶」 ④まだしばらくは暑さが続きますが、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。・・・「主文」 ⑤今後とも一層の御哀願のほどお願い申し上げます。・・・「結びの言葉」 一言加えることで、より一層特別感や印象が良くなります。 主文の中に添える方法もありますが、定型的な文章のほかに別記(自筆)で添えると、より効果が増すと思います。 ぜひビジネス用暑中見舞いに使ってみましょう。 ①夏バテに負けないようご自愛ください。 ②猛暑のおり、健康には気を付けてくださいね。 ③○○様、先日はご来店ありがとうございました。今後も店員一同お待ちしております。 ④当分暑さがつづきます。くれぐれもお身体をお大事に。 ⑤貴社の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 ⑥○○様、今後ともよろしくご指導お願いします。 ⑦○○様、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。楽しみにしております。 ⑧お疲れ様です。また一緒に仕事ができて嬉しいです。 ⑨健康が一番です。くれぐれもご自愛ください。 ⑩暑い中無理をなさらないように。夏風邪に十分気を付けてください。 暑中見舞いは定型的な文章になってしまいますが、ビジネス上の付き合いは友人などの付き合いではないので、くだけた言葉やオリジナル性は必要ありません。 丁重な言葉で、一言感謝の気持ちや気づかう言葉を伝えましょう。暑中見舞いの文章マナー(ビジネス版)は?
(暑中見舞いの時期は?)
(文章作りのマナーは?)
①文章の構成は定型にする
②くだけた文章は避ける
③目上の人に対するような内容にする
④別記で一言添える
暑中見舞いの文例をご紹介
(ビジネス用文例1)
(ビジネス用文例1)
暑中見舞いに一言添える文章は?
(一言添える文章例文集)
まとめ