高齢者になるとちょっとした段差でつまずくことや、転んだりすることが増えてきます。
これは高齢になると運動機能がどうしても衰えて、筋力や反射神経が低下するのが原因です。
そのため、高齢者になっても適切に身体を動かすことが必要で、日頃から筋トレや日頃の歩行、ジョギングなどの運動をしている人が多くなってきました。
しかし高齢者の中には、運動をしようにも持病があり無理ができないとか、運動が苦手な人も多いでしょう。
今回は、老人ホームや高齢者のレクリエーションなどで、運動が苦手な人でも座ってできるゲームや運動を集めてみましたのでご紹介します。
簡単なものばかりですので、運動不足解消やストレス解消のために参考にしてくださいね。
高齢者のレクリエーション
高齢者のレクリエーションは、老人ホーム、デイサービス、介護施設などで多く行われます。
レクリエーションの中には、一人で行うもの、集団で行うもの、頭を使うもの、身体を動かすもの、施設で行うもの、自宅で行うものなど様々なものがあります。
高齢者もじっとしているだけでは、頭も体の機能も衰える一方です。
しっかりと自立した生活を送るためには、頭と体を動かすことが必要です。
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高齢者が座ったまま、一人でも行えるレクリエーションは?
椅子に座ったままなので、転倒するリスクもかなり逓減できます。
(頭を使うレクには何がある?)
①塗り絵
・・・どんな色に塗るのか考えるのと、指を動かすので指先の訓練ができます。
②折り紙、工作
・・・初めは大きな折り紙を折り、慣れてきたら少しずつ小さくて複雑な物を折ります。
また工作も始めは簡単な物を作り、慣れたらおもちゃなどの工作をしましょう。
③鉛筆計算
・・・数字を書くか、数字を貼った鉛筆を4本用意します。
1本ずつ転がして合計を紙に書きます。鉛筆に替えてサイコロでも良いですね。
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高齢者が集まったとき、座ったまま複数で行うレクリエーションは?
(複数人で行うレクには何がある?)
①ピッタリ時間ゲーム
・・・10秒や20秒など決まった時間が経ったと思ったときに手を挙げます。
全員手を挙げたら終了で、一番近い時間で手を挙げた人が勝ちです。
②輪投げ
・・・目標を決めて輪投げをします。目標に点数を付けて置き、輪が入った合計の点数を競います。
合計点数が高い人が勝ちです。
③点数カルタ
・・・カルタの裏に点数を付けて置き、全部取った後に裏の合計点数の高い人が勝ちです。枚数が少なくても逆転勝ちすることがあります。
④ゴミ箱玉入れ
・・・新聞紙を握りこぶし程度の大きさに丸めたものをたくさん用意します。
チームに分かれて、時間を決めて一斉に玉入れを行ない、多く入ったチームが勝ちです。
⑤重さ当てゲーム
同じ大きさや、同じ重さに見える物を二つずつ用意します。
品物を手に持って、どちらが重いか当てます。
⑥棒サッカー
・・・新聞紙を細長く丸めた棒を作ります。または細長い棒であれば良いです。サッカーゴールに見立てた箱を2個用意します。向かい合って2チームに分かれ、それぞれ目標のゴール目指して球を転がします。ゴールに入ったら点数になります。
⑦紙コップ玉入れ
点数を付けた紙コップをたくさん用意して、テープなどで倒れないように床に置きます。
ピンポン球を例えば5個弾ませるか、直接投げ入れるかして紙コップに入れます。
ピンポン球が入った紙コップの合計点数が多い人が勝ちです。
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高齢者が座ったままでき筋トレは?
運動機能の衰えを防ぎ、健康を維持する筋トレです。
基本的に無理はいけません。体に痛みや不調を感じたらすぐやめるようにしてくださいね。
(椅子に座ったまま行う筋トレは?)
①足ぶらぶら運動
・・・椅子に座ったまま足を床から少し上げ、縦横にぶらぶら動かします。時間は30秒です。
②背中ストレッチ
・・・腕を胸の前で組み、その体勢のまま上半身をゆっくり左右に捻り背中の柔軟性を高めます。
左右ともに10回ずつ行います。
③膝伸ばし
・・・椅子に浅く座り両手で椅子につかまり、片足ずつ膝を伸ばします。
3秒間足を伸ばした状態のあと、元に戻してください。交互に片足10回~20回行います。
④かかと上げ
・・・椅子に座り足の裏を床につけたあとに、つま先だけを床につけたまま、かかとだけを上げ3秒間止めます。これを10回~20回行います。
⑤片足上げ
・・・座ったままで、膝を曲げた状態で片足ずつ持ち上げます。交互に10回~20回行います。
⑥片膝ストレッチ
・・・座ったまま背中を伸ばし、片膝を胸に近い位置まで抱え込みます。太ももの裏側を伸ばすような姿勢で行います。片方ずつ10秒程度を3回行います。
⑦クッションはさみ
・・・座ったままクッションを両足で10秒ほど挟みます。3回ほど繰り返します。
⑧両手上げゆらゆら体操
・・・座ったままで両手を天井に向けてのばし、左右にゆらゆら身体を動かします。
20秒を3回行います。
⑨脇腹ストレッチ
・・・座ったままで両手を頭の上で組み、左右片方ずつ脇腹を伸ばします。
左右10回ずつ行います。
⑩首のストレッチ
・・・座ったままで頭を前後左右にゆっくり動かします。前後左右それぞれ10回程度動かします。
急に動かすとか、反動を付けて動かすのはやめてくださいね。
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まとめ
高齢者のレクリエーションにはゲームや運動がありますが、今回ご紹介したのは座ったままでできるものを集めてみました。
簡単な内容ばかりですので、ぜひ高齢者の健康維持のために参考にしてくださいね。