キャンプ愛好家の夢と言ったら、山を買って自分のキャンプスポットを手に入れるということでしょうか。
山を買うことは、キャンプや自然を楽しむための素晴らしい方法です。
しかし、山を買う前に、いくつかの考慮すべき点があります。
今回は、山を買う前に知っておきたいこと、キャンプに最適な山を見つける方法、山を買うことのメリット・デメリットについて解説します。
山を買うためのポイントをしっかり押さえて、夢をかなえましょう。
山を買う前に知っておきたいことは?
(山を買う前に知っておきたいこと、検討することは?)
山を買うには費用(土地の値段、登記費用、固定資産税など)がかかります。
そのため、山を買う前に知っておきたいこと、検討することがあります。
①目的を明確にする
・・・山を買う理由や、目的をはっきりさせましょう。
キャンプや自然体験だけでなく、将来的にどうしたいのか、投資する可能性も考慮に入れることが重要です。
②予算と費用の計画
・・・山を買うには資金が必要ですので、自分の予算と財務状況を確認しましょう。
購入価格だけでなく、維持費、税金、保険などの追加費用も考慮しましょう。
③法的な要件と規制の確認
・・・山の所有には、それぞれの地方の法律や規制がある場合があります。
土地利用の制限や建築基準など、現地の法的要件を確認しておきましょう。
建物が建築できない場所もあるので、各自治体で確認が必要です。
④地理的な条件と特性
・・・購入を検討している山の地理的な条件や特性を調査しましょう。
アクセスの便や周辺環境、自然災害のリスクなど、将来の利用や安全性に影響があることを検討する必要があります。
⑤専門家の助言を得る
・・・不動産会社や、土地の専門家のアドバイスを受けることは重要です。
できれば地元の専門家に相談し、土地の評価や条件交渉などを適切に行うことで、より良い判断ができます。
⑥長期的な計画
・・・長期的に山を所有する考えがある場合、将来的な計画も必要です。
将来の開発や利用方法、管理や保全の計画などを立てて、長期的な計画を立てましょう。
これらのポイントを考慮しながら、山を買う前によく調査し、検討することが重要です。
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山を買う方法は?
(山を買うための手順は?)
山を買うため知っておきたいことや、ある程度山購入の検討が進んでいると仮定します。
一般的に山を買うには、次の手順を参考にしてください。
①希望する地域の情報を集める
・・・山林売買の専門ネット「山いちば」「山林バンク」「山林売買.net」「森林.net」や、地元の不動産会社、森林組合などで物件情報や売買情報の資料を集めます。
②希望する地域の専門家を選ぶ
・・・地元不動産会社、土地の専門家、森林組合などとコンタクトして、地理的な条件や法的な要件のアドバイスを受けたり、現地立会を依頼します。
③現地調査(立会)を行う
・・・取り寄せた資料等を基に、現地調査(立会)をします。
不動産会社など、現地を把握している専門家と一緒に現地を確認するようにしてください。
場所、境界、地形、アクセス性、水源などをしっかりと確認します。
④交渉と契約
・・・物件の価格や条件について所有者と交渉し、物件が気に入ったなら契約へ進みます。
契約書は法的な保護を提供する重要な文書であり、専門家の助言を受けながら慎重に取り組む必要があります。
購入契約には、購入代金、登記諸費用、印紙代、事務手数料などが必要です。
⑤所有権移転と税金手続き
・・・物件の所有権の移転手続きを行います。
購入後に、当該地のある市町村に「森林の土地の所有者届出書」または、「国土土地利用計画法の届出書」を提出します。
また所有者になった数か月後に、不動産取得税の納付書が届くので税金の支払いが必要です。
課税標準(山の場合は低い)×3%(税率)なので、低い金額です。
課税標準額が30万円に満たない山林であれば、非課税になります。
その後は毎年、固定資産税(山の場合は低い)を支払い続けます。
⑥維持管理
・・・山の管理や保全にかかる費用が発生する場合があります。
例えば、林業組合への加入費用や年会費、林道の維持費などが該当します。
地域の林業組合や関連機関に問い合わせて、費用についての詳細を確認しましょう。
一般の方がキャンプなどレジャーに使用する場合は、草刈り、雑木伐採などは自費で行います。
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キャンプに最適な山を見つける方法は?
(キャンプに最適な山を見つけるポイントは?)
①地理的な条件
・・・アクセスのしやすさや近くに自然の魅力的な要素(湖、川、景色など)があるかどうかを現地で確認するのも良いですね。
アクセスの良い山だと、キャンプ用品などを運ぶのに便利です。
②自然の景観と環境
・・・キャンプ地周辺の自然の景観や環境も重要です。
美しい景色や豊かな自然、野生動物の生息地がある場所を選ぶと、キャンプ体験が一層楽しめるでしょう。
周辺に観光スポットがある山を選ぶと、キャンプの合間に観光を楽しむこともできます。
③標高が高い山
・・・標高がある程度高い山を選ぶと、気温が涼しく、虫が少ない傾向にあります。
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山を買うことのメリット・デメリットは?
山を買う前にメリット・デメリットがあることを、しっかり理解しておきましょう。
(メリット)
①自然体験とリラックス
・・・自分の所有する山で、プライベートなキャンプやハイキングを楽しむことができます。
自然に囲まれた環境での滞在は、リラックスやストレス解消にも役立ちます。
②プライバシーと自由度
・・・自分の山を所有することで、プライバシーが確保されます。
他の人々と共有することなく、自分のスケジュールや活動を自由に計画することができます。
③投資と将来の利益
・・・山地の土地は、将来的な投資としても考えられます。
地価の上昇や観光需要の増加により、将来的に資産価値が向上する可能性があります。
④環境保護ができる
・・・自分の山を所有することで、環境保護に取り組むことができます。
自然の保護や林業活動を通じて、森林整備や林業などに参加できます。
(デメリット)
①費用と維持費
・・・購入面積によっては、山の購入には高額な費用がかかる場合があります。
また、所有に伴う維持費や税金、保険料なども考慮する必要があります。
②時間と労力の要求
・・・山の所有は管理やメンテナンスを必要とするため、時間と労力が必要です。
林道の整備や施設の維持、自然災害に対する準備など、定期的な作業や対応が求められます。
③法的な制約と規制
・・・山の所有には、地方の法律や規制が関与する場合があります。
土地利用の制限や建築基準など、現地の法的要件を遵守する必要があります。
④遠隔地の制約
山が遠隔地に位置している場合、アクセスの制約や生活環境の制限が存在するかもしれません。生活必需品の調達や日常の便利さに制約がある場合も考慮してください。
⑤自然災害のリスクがある
・・・地形によっては、土砂崩れや洪水などの自然災害のリスクがあります。
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まとめ
山を買うことのメリットは、たくさんあります。
キャンプや自然を楽しむことができるだけでなく、プライベートな空間を持つことができます。また、山を売却することで利益を得ることもできます。
ただし、デメリット面があることも、しっかりと理解しましょう。