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熱中症対策!部活や夜間の対策は?バナナもおすすめ?

今年の夏は全国的に暑い日が続き、熱中症に対する対策も重要視されていますよね。

また暑さと共にコロナ過のなか、学校の部活に対しても、時間短縮や人のいるところではマスクの着用など色々制限を受けています。

そのような状態の中でも部活を始めると夢中になることや、マスクを着けていることで、いつもよりも体力を使い疲労度も増すでしょう。

そして、炎天下で部活に打ち込み熱中症を発症したというニュースも後を絶ちません。

今回は、

①指導者または選手の体調管理を行う人に、日中の部活における熱中症対策

②一般の人の熱中症の夜間対策

③また熱中症におけるバナナの効用

についてご紹介します。

部活での熱中症対策は?

(指導者や部員同士での対策)

①曇りでも対策は必要

・・・炎天下以外に曇天でも、高温多湿の場所では熱中症に対する対策は必要です。

何をしなくても熱中症になることがあり、常に体調管理に気を使わなければなりません。

②屋内での対策

・・・トレーニングルームや部室、体育館など部活を行う場所は、窓を開けて風通りと換気を良くしてください。

③屋外での対策

・・・練習スケジュールに対して適正な計画を立て、炎天下での練習は避け、ハードな練習は夕方など温度の下がった時間帯に体調に合わせて行います。

④定期的な水分補給

・・・喉が渇いたときは、すぐにスポーツドリンクや水分と塩分を摂るようにします。

⑤定期的に休憩時間を設ける

・・・長時間の練習は避けて、休憩時間をこまめに設定し、水分補給や体調に注意します。

⑥部員同士で体調管理

・・・部員同士でも声掛けをして、水分補給や体調の変化を確認します。

(部員の自己管理での対策)

①日常生活の管理

・・・日常生活は規則正しく3食を摂り、睡眠時間は6時間以上とるようにします。

②自己体調管理

・・・体調が悪くなったら、部活だからといって我慢しないで、早めに休息を取るようにします。

倒れてしまったら自分は熱中症になり、他の部員も部活どころではなくなってしまいます。

③自分の尿をチェック

・・・できるだけ透明に近いような尿の状態を保ちます。

また、尿状態を保つためには、多めの水分補給が必要です。

④スポーツ飲料を用意する

・・・汗をかくことで電解質が失われるので、スポーツドリンク(電解質を適量含んだ飲料)や経口補水液を用意しておきましょう。

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500ml×24本で、電解質と糖質がバランス良く配合され、脱水状態を回復するときやスポーツ時に飲むと良いです。

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夜間の熱中症対策は?

熱中症は日中だけではない)

北海道のように日中に気温が高くても、夜になるとある程度涼しくなる地域であれば良いですが、本州では夜になっても気温が高いままの地域が数多くあります。

熱中症は夕方5時以降でも多い)

熱中症のイメージは炎天下ですが、最近の熱中症は夕方5時以降の夜間に起きているのが、約4割と報告されています。

なぜ夜に多いかというと、日中に高い温度で暖められた壁や天井の熱が、夜間になって放射され、室温が上がってしまいます。

寝ている時は水分の補給ができないので、熱くなった部屋の中で脱水状態になってしまい、熱中症につながってしまうことが原因です。

(夜間の熱中症対策は?)

①温度・湿度を適正に調整する

・・・クーラーで調整するときは、温度28℃以下、湿度は50~60%にしましょう。

クーラーが無い場合は、窓を開けて風通りを良くし、室温が部屋にこもらないようにします。

②水分補給

・・・寝る前と朝起きたときに、それぞれコップ1杯の水を飲むようにします。

アルコール類やコーヒー、緑茶などは利尿作用があるので、寝る前には飲まないようにしてください。

③吸汗性のパジャマを使用

・・・吸汗性のパジャマなどを使用して、少しでも快適な睡眠を取るようにします。

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500mlの水や氷により冷風を出すことができ、加湿機能が付いているので乾燥も防ぎます。クーラーの無い部屋でも、熱中症や暑さ対策ができます。

タイマー付きで、持ち運びできるのも便利です。

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熱中症対策でのバナナの効用は?

(汗をかくとカリウム不足)

気温が高くて汗をかくと、身体の中からカリウムが失われてきます。

カリウムが不足してくると、筋肉の動きが悪くなり、脱力感や食欲不振などにつながり、熱中症の原因になる恐れがあります。

そのため、カリウムを補うことが求められます。

カリウム補給にバナナが良い)

カリウムを補給するには、物を食べるか飲むかが摂取しやすいと思いますが、そこでおすすめなのが「バナナ」です。

バナナは果物の中でも、メロンと並びトップクラスのカリウム(100g中360mg)を含んでいます。

同じ栄養を摂るにもメロンとバナナでは価格的に大きく違いがあるので、果物のなかでもお手頃価格であるバナナを食べるのが良いでしょう。

他にも植物繊維やマグネシウム、ビタミン類などがバランス良く含まれているので、熱中症対策には持ってこいの果物なのです。

熱中症予防にバナナがおすすめ)

バナナは低カロリーでもあり、皮を剥くだけで食べられるので、部活でも夜間のちょっと小腹が空いたときでもすぐに食べることができます。

そのまま食べても良いし、バナナジュースにしても良いですよ。

まとめ

炎天下で部活をしていると、熱中症なのか部活での疲労なのかわからない場合があります。

熱中症の場合は、意識がもうろうとすることや混濁することがあり、そのときはかなり重症になっていることが多いので、無理は絶対いけません。

部活の指導者であれば、常に部員の体調管理を適切に行うことが重大事項です。