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両親への年賀状で一言添える健康への気遣いの文例は?

年賀状は、親類、知人、友人など日頃お世話になった人や、中々会えない人に対して一年に一回、郵便はがきによって年始の挨拶をするものです。

本来の年賀状は、遠方にいる人など直接会うことができない人への年始の挨拶として使われました。

でも近年では会う機会がある人にも送ることがあり、また新年の挨拶のほかに近況報告やメッセージを一言添え書きして使用している人も多いようです。

確かに喪中のはがきでは自由に一言添え書きすることはできませんが、年賀は祝いのはがきなので自由に添え書きができます。

今回は両親に送る年賀状に絞って、本文以外の一言添え書きで健康への気遣いを表す文例をご紹介します。

年賀状のやり取りの現状は?

(年賀状の発行枚数は?)

年賀はがきの発行枚数を比較すると、1949年に初めて発行したのが1億8千万枚で、1973年に20億枚以上、2003年には44億六千万枚以上でピークを迎えました。

その後2008年頃から発行枚数が減り始めて、2020年では23億五千万枚となりました。

(年賀状が減った理由は?)

年賀状が減った理由には、主に次のものがあります。

①企業の儀礼廃止

・・・企業が個別の送り先や、職場向けに送るのを控えるようになりました。

②送り先の住所がわからない

・・・個人の住所などが個人情報の関係で不明なのが多い。

儀礼で相手に出すのを控える

・・・個人で職場や親しい人に送るのを控えるようになった。

④メールやSNSで代用

・・・企業、個人でも年賀状を使わないで、オンラインで済ませることが多くなった。

⑤返り年賀

・・・受取った年賀状を見てから、出さなかった人に出すとか、送られてきた人だけに出す人が増えた。

(年賀状の利用率は?)

あるアンケートによると、2022年年始で年賀状を送った人は65%、送らなかった人は35%との結果が出ました。

送った人の方がかなり多いにもかかわらず、発行枚数が減少しているということは、個別に出す年賀状の枚数が少なくなったということですね。

 

両親への年賀状には一言添えましょう

(同居している両親には出さない)

同居している両親には年賀を送るよりも、直接年賀の挨拶をするのが礼儀です。

本来年賀状は、年賀の挨拶が直接できる人には、出さなくてもよいものです。

普段一緒に暮らしている相手に出すというのも、意味が無い話ですよね。

(同居していない両親には出す)

同居していない両親には、ほとんどの人は年賀状を出しています。

これは両親に普段会うことが多くても、少なくても日頃お世話になっているので、共に新年を迎えましょうという意味が強いと思います。

年賀状自体は印刷されたものがほとんどなので、文章は定型的なものになります。

しかし、そこで本文以外に一言添え書きをすると、送る本人も感謝の気持ちを伝えられ、受取る方も思いやりのある添え書きは嬉しいと思います。

 

両親への年賀状の一言添え書きの文例

(添え書きの基本)

年賀状の本文は定型的なものなので、添え書きにはストレートな気持ちを自由に書いた方が良いですね。

そして両親が目の前にいるような気持ちで、語り掛けるような内容を添えましょう。

内容には健康を願う言葉、感謝を伝える言葉、近況報告、新年の抱負、お祝いを述べるなどがあります。

(健康を願う文例)

①お二人とも元気ですか、寒い季節です。くれぐれもお体を大切にしてください。

②お元気ですか。子供達もお正月に会えるのを楽しみにしていますよ。

③健康に気を付けて元気でいてください。もうすぐ会いに行きます。

④お父さんの腰の状態は良くなりましたか。あまり無理をしないでくださいね。

⑤お母さんの血圧は大丈夫ですか。無理しないでゆっくり休んでください。

⑥ふたりとも風邪をひいていませんか。暖かくして過ごすようにしてね。

⑦雪が降る寒い季節です。お二人ともお身体に気を付けてね。

⑧お父さんの膝の調子はどうですか。ちゃんと病院へ行っていますか。

⑨お二人ともお変りありませんか。健康には十分気を付けて無理をしないでね。

⑩今年も元気に過ごすことを祈っています。穏やかにおすごしくださいね。

(感謝を伝える言葉)

①いつも色々贈ってくれてありがとう。とても感謝しています。

②いつもお世話になっております。今年もお世話になります。

③今年も家族揃って遊びに行きます。お世話をかけますがよろしく。

④昨年は、子供の面倒を見てくださりありがとうございました。

⑤家族一同お正月に行きます。まだご面倒おかけしますが、よろしくお願いします。

⑥昨年はとても美味しい物を送っていただきありがとうございました。

⑦昨年は子供たちと遊んでくださりありがとう。今年も遊ぶと子供たちも張り切っています。

⑧去年の旅行お世話になりました。今年も一緒に行きましょう。

⑨お二人に勧められた○○に行きましたよ。とても紅葉の綺麗な素敵な温泉地でした。

⑩○○の発表会に来ていただきありがとうございました。○○もとても喜んでいましたよ。

(近況報告の文例)

①子供達が書いたおじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵が完成しました。お正月に持っていきますよ。

②○○がテストで100点をとったので、お二人に見せると言っています。見てくださいね。

③忙しかった仕事がひと段落つきました。お正月に遊びに行きますのでよろしく。

④新型コロナにかかり大変でしたが、現在は元気になり復活しました。

⑤現住所に引っ越して初めての新年です。今年もよろしくお願いします。

⑥○○も元気に幼稚園へ行っています。過分なるお祝いありがとうございました。

⑦すすめられたパークゴルフも上達しましたよ。お正月に一緒にプレイしましょう。

⑧転勤で引越しの際はお世話になりました。近くになったので家族揃ってお正月にいきます。

 

(まとめ)

年賀状は定型的なデザインや文章で印刷されているものが多いですが、ちょっと一言添え書きすると雰囲気が変わります。

減ってきたとはいえ、今も年賀状のやり取りをしている人は多いので、ちょっと気の利いた年賀状を送りたいものですね。